パリで登ってみたいランドマークの第一位はやっぱりエッフェル塔。フランスの有料観光スポットの中で第一位、約700万人が1年に訪れる歴史文化遺産、且つテレビ塔だ。遠くからでも真下からでも、眺めるだけで美しいが、更に日が沈んだ後、きらきらとスパークするエッフェル塔を見つけると「ラッキー!」と叫びたくなる。
そのキラキラと瞬くスパーク・ライト2万個や、流れる曲線を浮かび上がらせるライティング用プロジェクター336個を含めたエッフェル塔全体の電気消費量は1年で6.7GWH。一階の照明は全てLEDに変換するなど、エネルギー消費減をする努力は以前から続いているが、2015年から再生可能エネルギーで有名な電力会社と提携、鉄で出来たレースのような塔の内部を吹き抜ける風を捉える、景観を損ねないデザインの風車二機も設置された。一階にあるパヴィヨンの屋上の一部はソーラー発電パネルになっており、パヴィヨンで使われる温水の半分の熱量を供給するなど、自己消費用クリーン・エネルギー供給が開始されている。他にも雨水を一部とトイレに活用する設備もある。
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